プログラミング言語のPHPは、Webサービス開発に使われることが多いため、PHPエンジニアの需要も高いです。しかし、オブジェクト指向の概念がないことから習得が比較的容易で、PHPエンジニアの供給は需要を上回っています。そのため、未経験者がいきなりPHPエンジニアとして活躍するのは困難です。まずはJavaといった、需要の高いプログラミング言語を経験したうえで、転職するのが一般的です。
PHPには、様々なフレームワークが存在しており、フレームワークの充実ぶりは他のプログラミング言語と比べてもトップクラスです。より需要のあるPHPエンジニアを目指すなら、複数のフレームワークを使いこなせるようになるといいでしょう。特にLaravelは、世界的に需要が高くいフレームワークであり、拡張性の面で優れているので幅広く活躍したいなら、Laravelから始めるのがおすすめです。また、日本ではCakePHPの需要もあります。世界的に見た場合Laravelのシェアは高いですが、日本ではLaravelとCakePHPの需要は同程度なので、まずこの2つを押さえましょう。
そして、日本国内ではPHPと同様の需要を誇っているのがRubyです。Rubyは日本人が開発したということもあって、日本での浸透率がとても高く、主にWebサービス開発に使われています。そこで、Webサービス開発に携わるPHPエンジニアになりたいと思っているなら、PHPに加えてRubyも使いこなせると仕事の量が増えるでしょう。